SUSTAINABILITYサステナビリティ

CSR

環境保全活動

環境マネジメント

EMS・QMSを統合したマネジメントシステムの運用

森本組は品質マネジメントシステムQMS、環境マネジメントシステムEMSをそれぞれ取得し個別に運用を行なってきましたが、QMSとEMSを統合したマネジメントシステムであるIMSを2010年より全支店・全事業所で運用を開始しました。

このマネジメントシステムは、日々の業務のなかに組み込まれ一体化された品質活動(QMS)であり環境活動(EMS)であり、経営目標や経営上の様々な課題に対しても、日常の業務の上で取り組む事ができ、全員にわかりやすくなっています。

登録証

保有技術の展開

オイルバクターシステムの事業展開

森本組が保有する環境技術の1つで現在脚光を浴びているのが「オイルバクターシステム」(以下「OBS」という)です。 OBSとは、食品製造工場等から排出される油脂を含んだ排水の処理方法であり、油脂分解菌を使用して油脂を分解することで、油脂による排水処理の阻害要因を取り除いた処理システムです。

OBSは、廃棄物の低減、使用薬剤の低減、臭気の抑制、また化学剤を一切使用しないという環境にやさしい排水処理システムです。また運転管理の簡略化も含めランニングコストを大幅に削減することができます。各地で開催される食品産業展に出展し、数多くの施工実績をあげています。

持続可能な資源の利用

太陽光発電

脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの重要性は今後ますます高まっていくと思われます。
森本組は、太陽光発電の普及を通して持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。

作業服のリサイクル

SDGsの取組の一環として、作業服のデザイン変更に伴い回収した旧作業服をリサイクル処理しました。
リサイクル後は、化石燃料の代替品として固形燃料に再利用されます。
引き続き持続可能な資源の再利用を行っていきます。

廃棄物削減

廃棄物処理法等の環境法令遵守

建設産業は資源利用量24億tの約半分を消費しているといわれていますが、汚染の予防には消費に伴う廃棄物の適正な処理が重要となります。森本組では環境法令を遵守するため、作業所等に廃棄物を適正に管理するよう、指導を徹底しています。

法令関係の改正等の情報収集については、環境法令メール配信サービスや外郭団体の講習会等により迅速で正確な情報を収集しています。2020年の関係法令の改正に関しても社内Web掲示板等での周知を図ると共に、土木・建築職員への教育訓練や安全施工パトロール等にて指導を行なっています。

電子マニフェストについて

廃棄物の処理を委託するとき、委託契約先業者の収集運搬業者が廃棄物の情報を端末(スマホ・携帯電話)に入力することにより「紙マニフェスト」の運用時の発行に該当する作業を行うものです。廃棄物の処理の流れは、紙マニフェスト同様の手順となります。電子化により、紙マニフェストの紛失予防と管理の省力化が図られるものです。

建設副産物の適正処理

持続的な資源の利用については、再生不可能な資源をも長期的に持続させる可能性を維持するには、再生不可能な資源を有効に活用することにあります。

森本組では、廃棄物処理業者の適切な選定及び契約、マニュフェストの管理、毎月の実績報告等「建設リサイクル法」に遵守して適正に処理を行なっています。

今後も資源の有効利用を図り、最終処分率0%(すべて再資源化)を目指します。

資源エネルギーの削減

建設現場での取組み

建設作業所ではエネルギーの資源の削減について、事前検討会等で工事に関する様々な面で検討し具体的な活動に取り組んでいます。

  1. 省エネルギー工法の採用や躯体工事の工業化工法への取組み
  2. 工程短縮への取組み
  3. グリーン調達品や建設発生木材のリサイクル・プレカット材の採用に関する取組み
  4. 環境配慮型、低燃費車両など建設機械の採用に関する取組み
  5. 事務所や仮設電気(照明等)の省エネ対策など仮設に関する取組み
  6. 発生土・建設副産物の削減による運搬経路の短縮や省燃費運転の実施など運搬に関する取組み
  7. エコドライブやアイドリングストップの教育や広報など啓蒙に関する取組み